真夏の渋滞は・・・

夏は暑いです。晴天の真昼は尚更です。そして運悪く渋滞にはまってしまうと、やもすれば死を覚悟する気分になってしまいます。

〜これはバイクのお話です〜

長い梅雨が明け、今度はいきなり夏ピークの晴天続き。つい油断して昼前にひょっこり走らせてしまいました。長袖装備ではありましたが水分も飴も持たずに気持ちの良い風に吹かれながら足を伸ばせば・・・知らない場所でいきなりの渋滞です。細い抜け道っぽい場所で完全なストップ渋滞になってしまいました。どうりでさっきの交差点で右折車が多かったわけだ。。。

立ち上がれば遠くの交差点での右折渋滞のようで1信号で3~4台程度の進み具合。うーむUターンするべきか路地に入るべきか? そうこうしているうちに太陽の日差しは体やバイクをジリジリ焦がしてくれる。

ふと気付けばスマホナビが真っ黒!? 初めて見るブラック画面に温度計マーク! これが噂の熱暴走防止モード。

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しかもこの下に緊急!の文字と共にバッテリーを取り外してください!との指示が。このスマホはバイクナビ用に買った格安の海外スマホ(中華製)なのでバッテリーが爆発しそうなドキドキ感もありますw メイン携帯をバイクナビに使うとリスクが高いと聞いていたので梅雨の間に購入していました。なんと1800円の新古品。まだSIMは入れていませんがGoogleMapはオフライン地図機能でアバウト現在地を知らせてくれます。

いやいや、ブラックダウンしたのでMapが見れません。こういう時に限って無風で日陰なし。先が見えているので気力は保てました。たぶん10分程度で抜け出たと思いますがサウナ10分はきついです。抜けた後の走行は汗びっしょりに風を受けて寒いくらいですw

今の時期、水は必ず携帯しなければと肝に命じたお散歩でした。

ホンダウエルカムプラザ青山

ホンダのショールームにウエルカムプラザ青山があります。

いわゆる車とバイクのショールームで、自由にシートに座ったりバイクに跨ったりできるショールームです。

今年に新装オープンしたのですが、すぐさまコロナ感染自粛で長期休館しており少し前に控えめにオープンしました。本来ならば改装後のイベントをいくつも控えていたようですがしばらくは通常展示で開館しているようです。人型ロボットASIMOの舞台ショーも控えているようです。

https://www.honda.co.jp/welcome-plaza/

詳しい情報はホンダウエルカムプラザサイトにて↑

仕事柄ここにはたまに訪れるのですが改装後はお初です。インフォメーションが奥に下がったせいか見通しが広くなったように感じます。バイク展示も距離を取っていて、この日は5台の展示でした。実車に触れるだけあって消毒ワゴンが目につくところに何台か置いてあります。

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バイクは固定されているのでお子様ライダーの撮影も可能です。そして都心にありながらこのプラザは駐車場が無料設定で、もちろんバイクも断られる事はありません。越境懸念の東京都民は人出が少ない今がチャンスです!

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↑カフェの人待ち位置(ソーシャルディスタンス)のマークがスターティンググリッドになっております。フライングは禁物です^^

バイクの靴

バイクの靴と言っても私は街乗りなので、特にライディングブーツという訳でもなく普段使いの靴です。バイクボディも軽いので磨耗強度なども気にせず、クルブシを覆う程度のブーツであればいいかなと。で、4000円前後のスニーカーブーツと合皮ブーツの2足で約1年経ちましたが時を同じくして破損しました。

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クリーム色(スニーカーブーツ)はファスナーがバカになりました。結構汚れているのはシフトペダルのゴムと霧状のオイル飛びだと思われ、何もしないと結構汚れてるんだなと改めて認識。

黒色(合皮ブーツ)は合皮なので簡単に汚れを拭う事ができ楽チンです。こちらの破損もファスナーで、持ち手部分が折れてしまいました。ファスナー持ち手をカバーするベロが無かったためにバイクには知らないうちにファスナー傷が結構付いていて、なるほどこういう磨耗もあるのかと気づきます。取っ手が折れるほど強くホールドしていたとはびっくりです。

どちらもYKKファスナーですがそれでも破損、ブーツはカップやソールよりもファスナーが最初にダメージを受けるんだと学びました。という事はファスナー無しの選択肢も? いやいや利便性も重要ですから。

 

そして茶色のブーツが新しく買ったSierraDesignsというメーカーのバイカーブーツ。普段よりお高い1.7万程のブーツです。たまたま5000円のクーポンが手元にあって、必要に迫られて店頭チェックもせずにネットで買ってしまったわけです。ここで誤算が1つ、足先スチール入りだった事。

おーこれが安全靴タイプかーと初物を見る感覚で履いて見ると、ホールド感もあり見た目もかっこ良く厚目の牛革で守られている感は高い。反面しなやかさに欠けるので足首が硬く、スキーブーツを履いているのに近いw こういうタイプの靴だったか・・・・まぁ慣れれば大丈夫でしょう・・・・。しかし実装するとそう簡単では無かったようです。

まず第一に暑い。この季節に履くものでは無いかもしれない。第二にシフトが滑る。アップ時に甲にペダル感覚がなく逃げてゆく感じ。第三が歩きにくい。おそらく走れ無い。靴擦れ対策が必要っぽい。ライド時はシフト以外は快適です。

あーやはり靴はどこで買うにせよテストするべきだった・・・・。

 

それにしても、今年の梅雨は長く感じるなぁ・・・・。外の雨粒を眺めながら、堅牢では無い安い柔らか目のブーツを探し始めております。

東京お盆(靖国神社、浅草寺、増上寺巡り)

東京に上京して社会人になりだいぶ経ってから、東京のお盆は7月!?と驚いた事があります。お盆(盂蘭盆会)と言えば日本全国8月13〜15日周辺だと思っていたのです。ところが東京(+横浜や一部の町)は「東京お盆」と言って7/13〜15周辺らしいのです。

これは旧暦から太陽暦になった時に季節を追わずに日付をそのままにしたという説が有力ですが、東京だけがそれを選択したと言うのがどうも私的には未だに納得いかない習わしなのです。

無論私の困惑など関係なく、間も無く東京お盆がやってきます。コロナ禍で故郷(奈良)に帰れない私にはせめて手を合わせようと、靖国神社浅草寺増上寺、に行ってきました。いやいや、梅雨の晴れ間がたまたま日曜だったので土日が空いてる都心に走らせただけなんですけど^^;

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ここ靖国神社は、偶然か必然か東京お盆と同じ日程で「みたままつり」を行う神社です。ご先祖様を祀るという意味では同じですが、ここは神社ですから死者ではなく神に昇華した御霊(みたま)なのでしょう。 残念ながら今年はお祭りは見送られるようです。↑中門鳥居から拝殿を臨みます。朝10時頃です。参拝者少なっっ!

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↑参道から第二鳥居、神門をパシャり。ここがいわゆるお祭りエリアで毎年なら準備でごった返しているハズが、こんなに静か・・・。だだっ広〜い。 みたままつりは思い出深い私の大好きな祭りなので来年は盛大にやってもらいたいです。

 

盂蘭盆会の法要幕が出ているのが浅草の浅草寺。やっぱり東京は7月がお盆なんだー。

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浅草寺は本堂前で大きな工事をしていて、これから大きな催事があるとは思えない雰囲気でした。HPの行事日程を見ると万霊灯籠供養会なるものが8月15日にあって、一般的なお盆にも対応してるどっちも有り状態ですw

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境内にはそこそこ参拝&観光客がいて猿回しなんかもきてます。 仲見世通りもそこそこ賑わっていて、TVインタビューに見る様な閑散とした事はなかったです。メディアは見せたいものを見せているんだなぁとつくづく思います。

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浅草寺のマイナー門、二天門。門の間から本堂提灯が見え左側に五重の塔が覗く場所です。ここは人通りが少ないのでバイク撮影もできます。

 

増上寺は東京タワーに隣接していて、徳川家一族のお抱え寺でも有名です。こちらの盂蘭盆会もやはり7月でした。

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本殿やっぱりこの構図です。東京タワーを切るなんてできませんw それにしても広い敷地です。ここでコンサートができるのにも頷けます。 徳川家由来のお寺で至る所に葵の御紋があるのですが、正直地味な感じです。 ただ空間の持つ圧力とか視点の抜け方とかなかなかの風格があります。

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増上寺は境内に駐車場があり、混んでいない時は誰でも自由に奥まで入れます。駐車場がガラガラなので安国殿でパシャッとね。

 

余談:

帰りにえらくお年を召した方に、これ昔乗ってたんだよーって声かけられました。CB223Sってそんなに古くからあるバイクじゃなくて2008年なのです。スタンダードなスタイルなので見間違うバイクは一杯あった事でしょう・・・。これで「昔乗ってた」始まりでお年を召した方に3回ほど声をかけられました。有難い事です^^ どうやら昔乗ってたアルアルですねw

スマホナビ

バイクで片道100kmを超えるルートを辿るのは少ないのでナビはいらないと思っていたのですが、近場でも案外役に立つ事に気付きスマホナビを使う頻度が増えてきました。とはいえ無料のGoogleMapのルート案内ですけれどw

スマホが防水では無いのでホルダーはカバー式です。厄介な事にグローブの指先が汚れてきて反応しにくくなっている様で、輪をかけてカバー式なので尚更反応しにくい。新しいグローブ案もあるものの、その場しのぎのタッチペンをバイクにぶら下げてみようと100均を漁ってみました。

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三角タッチペンとミニ磁石。これに滑落防止のリールコードを取り付けてミラーステーに磁石付けします。超強力マグネットの力はなかなかのもので振動や風圧でズレる事もありません。SSバイクにはありえないけど、CB223Sの様な攻めないクラシカルバイクには割と違和感ないです。

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 これでグローブを外す事なくタッチ操作ができる様になりました。

更にルート案内の音声を聞くためにBluetoothのヘッドセットを仕込みます。複数接続のインカムは高価だしソロ専門なので、こんな安いの(1600円弱)を試してみました。

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こういう類はアタリハズレが激しいですがどうやらアタリが来た様で、音楽もクリアに聴けてなかなかのものです。もちろんルート案内も十分聞き取れます、電話も大丈夫でした。

こうして こざかしいナビが出来上がりました。 とはいえ、梅雨真っ最中です。走れてもチョイ乗りになるのでナビの出番は当分ありません・・・・

天気予報は大きく4つ

東京東部は夕方天気が崩れるとの予報でしたが。。。。

車ならまだしも、オートバイやロードバイクなら、気象情報という絶対的な要素があります。この気象情報によってルートや装備を調整する事になります。そして今日は出かけなかったのですが、結局・・・降らなかった・・・・・残念!って感じです。(豪雨地域の方すみません)

遊び盛りの時期が昭和だった私には天気予報は気象庁が発信し、各メディアがそれに従って発表解説する、だからどこの天気予報も同じである。っとつい思ってしまうのですが、時代はそうではありません。1993年天気予報の自由化で気象庁以外の許認可事業社が独自の天気予報を出せるようになりました。

独自といっても許認可事業ですからそれなりのガイドラインはあるようで、気象情報や解析情報を気象庁から貰い受け、それを元にそう違わないであろう予報解説をするという感じのようです。つまり占いや下駄を飛ばした天気予報は発信できないというわけです。

だったらだいたい同じ予報なのでは?と思ってしまいますが、今は世界が自由に情報の発信をする時代です。日本の気象庁に変わる機関が世界各国に存在し気象衛星を持っている国も多くあります。天気予報の自由化はそんな国の情報も含めて扱える事になります。かくして、日本の天気予報事業は4つ程の団体が主な情報発信源となっているようです。

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気象庁              気象協会(tenki.jp)↑
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↑ウエザーマップ(サイトはYahoo!)        ウエザーニューズ↑   

ざっと調べると大手メディアはこの4つをベースに解説しています。NHKはやっぱり気象庁、民放はウエザーニューズか気象協会をベースに解説しているみたいです。民放の気象予報士は気象協会会員が多いのも関係があるのかも。

私がよく使うのはYahoo!(ウエザーマップ)とtenki.jp、たまにgoogle(ウエザーニューズ)なのでよく違う予報が出て悩みます。iPhone標準は当たらないと聞きますが主に海外の情報を元に導いているらしいです。とは言ってもITメディアは情報源を度々変えるのでいづれ淘汰されると思います。全部同じ予報を出してくれれば悩まずに済むのですが、選択できる自由というやつは思考停止ではいさせてくれないようです。

あー、出かけておけばよかった〜

東京の富士塚

越境がオープンになり賛否が有りながらも遠方へ足を伸ばせる様になりましたが、まだクローズな時のお散歩コースに都心の富士塚巡りがありました。富士塚って言われてもピンと来ないかもしれませんが富士山のミニチュアと考えてもらえばそう間違ってはいないと思います。富士山の溶岩で囲まれ大抵は浅間神社の祠が建っています。

 

しっかり管理された富士塚千駄ヶ谷富士(鳩森八幡神社境内)です。

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登山案内もあり、昇り下りが作られてコースもロープ張りされ何合目かの立て看板もしっかりあります。行った日はこの富士塚のある鳩森八幡神社の祭事だったようで本家富士同様長蛇の登山列が出来ていました。ここはすぐ近くに新国立競技場があって普段でも散策は多い雰囲気をかもしていました。

 

↑ここから北にバイクで25分ほどで音羽富士塚護国寺境内)があります。

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護国寺ってしょっちゅう前を通るんですが一度も入った事なかったんです。その理由が山門前に見張り番の様に交番があり、かつ三叉路交差点の留位置に入り口があるので突っ切って車を入れるのが引けてしまう雰囲気があります。ですがこの山門正面から入って左側を抜ければ境内の中から上の駐車場まで誰でも入れる様になっています。

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まずは本堂にてお参り。広い境内です。護国寺は墓守の寺でもあるので賑やかではありません。

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これ↑が音羽富士塚。溶岩と石碑が同心円状に並んでいて、いくつもの登山道が巡っています。石碑には各地の富士講御師(旅行代理店の屋号みたいなもの)が並んでいます。

 

さらに北側に十条富士があります。

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この十条富士塚は地元寺社仏閣の境内にあるわけではなく、単独で祀られています。つい最近隣のビルに社務所が設置された様です。周囲の地形からここだけ富士塚の為に造成したには背が高く、おそらく古墳か貝塚の上に盛られたのかなっていう感じです。ここは上の2つと違って綺麗にコンクリ階段が設置されていてハイヒールでも登れますw

 

最後が品川富士(品川神社境内)です。

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神社としてもそこそこ有名で、石鳥居の柱に龍のレリーフがあったりと何やらいわれが有りそうな神社です。この参道階段中腹左に富士塚の山門鳥居があり、そこそこ高い位置まで登っていきます。

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案外急な階段で、小塚と言えど高所恐怖も感じられる富士塚です。

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全景を捉えることができなかったので道路対面からパチリ。↑赤ラインが品川富士塚になります。この山頂でカメラを構えている人がいたので同じ様にぼーっとその時を待っていると、羽田に降りる飛行機が低空飛行で通過しました。すでに着陸体制で車輪も出ていて、これが羽田新航空路かと気付きました。街中から見るとマジカ!って感じの低さです。

  

江戸時代、山岳信仰富士山の登山が大ブームになりました。NHKブラタモリを見ている方なら富士講としてそのキャンペーンが知られています。富士塚富士登山のPR が主な目的でしたが、もう一つ重要な要素がありました。それは富士山に登れないご老人や女性の為の富士山です。なぜ女性の為かというと富士山は女人禁制であったからです。男女隔てる事なく富士参りができる様になったのは明治5年です。近代に入るまで女人禁制だったのには驚きです。ですが江戸時代に登った女性も結構記録に残っているそうで、髪を切り男装して富士参りをしたそうです。女性は強し!

現在本物の富士登山は入山禁止になっています。いつ開山されるかはわかりませんが、こんな形で小さな富士登山はどうでしょう。日本全国どこにでも有ります、お手軽ですよ^^