ミニチュアのタープ

新しいタープを購入するとき形状や大きさで色々考えます。キャンプ歴は長いですがピーク時期が飛び飛びなのでその度にキャンプスタイルが変化してピークごとに新たに購入する事になります。

若かりし頃は多人数だった事もあり大は小を兼ねる的考えで大き目のスクエアを、少人数が主だった頃はスタイル重視でヘキサやペンタでシルエットを気にしたりスクリーンタープにしたり。今はバイクでソロなので小さく収納できるタープになっています。

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購入するときに今の自分に有効な形状はなんだろう?とその使い方のバリエーションを検討する為に、大体は思いつきで手元の捨て紙を折り紙にして大きさチェックするのですが、非常事態宣言下で巣篭もりなので布で作ってみました。

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3m角のスクエアタープ。布の端切れで30cm角。つまりは縮尺1/10です。大き目の平らなスポンジクッションにマチ針で刺してミニチュアのタープを張るわけです。手持ちに1.5mのポールがあるので割り箸を15cmにカット。糸もくっ付けましょう。厚紙で椅子やマットもざっくりと。

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1辺をペグダウンして1ポールで持ち上げると簡単なシェルターができます。ロープワークも少ないので設営撤去が楽です。フルクローズも可能。ハイバックチェアは入れられないか、残念。ローチェアか地べたスタイルですか。

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実際今は3m角を使っているのですが、クローズにしても案外広く感じます。もう少し小さめの2.7m角ぐらいのでも良さそう。耐水圧とかは中スペックで十分、小さく畳めるという機能にアンテナが反応します。

そしてポールの位置を変えたりタープの中央のループを張り上げてみたりと、外出自粛のとある1日が過ぎてゆきますw

 

※鳩目を直接地面にペグダウンすると、雨が降ったときにタープ伝いの大量の水が地面を緩めますのでご注意ください。

ハンドルカバーとラーツー

指先の防寒対策に巻き付けタイプのグリップヒーターを注文したものの到着は年明けになるらしいです。大陸物の冒険買いは物欲ピークが過ぎ去ってから到着します。それを待ってもいられず禁断のハンドルカバーをポチッと。これがあっという間に配達されました。

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ナックルガードに干渉せずに簡単装着。操作性は微妙な部分も若干あるものの指先は快適に近づいていきます。30分ほど街中を走るとクラッチが疲れる感じがします。知らず知らずにグリップ位置が指1本分内側を握ってしまっている様です。無意識に方向指示器に近寄っているのか?慣れですね。

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こういうの装着した直後ってなんだかこっぱずかしくなりますが、誰も見てさえいないんですよね。信号待ちで隣の原付おばちゃんとお揃だったりすると更に意識してしまいますw

天気予報では今年最後の陽気かもしれないという事で、河原にランチしに出かけました。近場の焚き火ができる公園はコロナの影響でだいたいが火起こし禁止になっていて随分焚き火していないなぁと。目的の河原はBBQやっている人もちらほらいますがグレーゾーンな場所です(禁止とは掲示されていないが・・・)

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せっかくなのでキャンプ気分でタープ張ったりなんかして。気分上々日差しが暖かい。と・・・目の前を水上スキーが走ってゆきます。こっちはハンドルカバーで指先がどうのこうのと言ってるのにスゲー@.@  そんな景色を眺めながらガス器具でラーメンと焼きソーセージをランチしました。残念ながら焚き火は場違いっぽいです。

近くにテント張ったりピクニックしたり子供のはしゃぎ声やキャッチボールに釣り人、そこそこ賑やかだったのに気がつけばポツーン。。。。

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まぁ冬場はそんなもんでしょう。15時回れば気温グーンと下がりますから。

この後はいよいよハンドルカバーの本領発揮の時間です。南下して湾岸道路走って見ましたが高速度でも形状潰れず(ナックルガードも付けてるからかも)しっかり防寒してくれています。とはいえ冷えないわけではありません。噂に聞くグリップヒーターのコタツ効果が体験できる日が楽しみです。

イチョウの次はモミジ

モミジの赤い世界を見に近くのマイナーな場所に走らせました。

■ 千葉県松戸市の東漸寺(とうぜんじ)

マイナーですが地域では結構知られたモミジ山道のお寺です。

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総門前はもう真っ赤っかです。12時頃天気は薄曇り。奥の方まで紅葉しているのがここから見えます。 以前11月に立ち寄った時は青々していました(↓) 青い紅葉も結構好きです。

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このお寺は山道中央に幼稚園が併設されていて、そのためにスクールバスやお迎えの車が中の山門(仁王門)前まで入れるようになっています。こんな石畳を、しかも敷居をくぐって車が通るなんてちょっとびっくりです。

総門の奥でもパシャリと。薄曇りでしたが紅葉に透かされたオレンジの光が周囲を暖かい色に染めていました。

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陽が出ていたらもっと蛍光するんでしょうね。山道にはこんな可愛いお地蔵さんもいらっしゃいます。

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■ 千葉県松戸市本土寺(ほんどじ)

東漸寺から北へ10分程度のお寺。ここは桜にモミジに紫陽花、ハナショウブと四季折々の花が楽しめるお寺です。仁王門の奥の山道がオレンジのモミジだらけで取り敢えずくぐって歩きたくなります。門をくぐると下り坂になり紅葉が迫ってくるように広がります。

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この仁王門から左に駐車場に入る坂があって法要がない時は普通に停められます。

 

■ 千葉県流山市赤城神社(あかぎじんじゃ)

以前大しめ縄を見たくて訪ねた場所です。山門階段の山際が見事なモミジなのでそろそろかなと寄って見たら・・・・なんと黄色!  よく緑-黄-茜のグラデーションの紅葉は見ますが全部均一に黄色なのは初めてかも。右手のモミジはよくある緑から赤黒い紅葉。階段中腹に幹が細めで一様に真っ赤なモミジの木もあっていろんな種のモミジを集めているのかもしれません。

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コンパクトに3箇所巡りましたが、12月も中程になってのモミジの紅葉です。温暖化なのかなとも思いますがブログを辿ると去年も12月が見頃だったのでモミジは12月で定着しそうです。来年はクリスマスにポインセチアとモミジかもしれない。

イチョウの街路樹

イチョウの木はオスメスあって、市街地の街路樹はほぼ雄株で果実(ギンナン)は付けません。匂いもさることながら銀杏の実を踏んでしまったら交通トラブルを起こしかねない為、計画的に市街地や幹線道路並木には雄株しか植樹しないのだそうです。バイクでギンナン踏んだら結構危ない。

逆に東京の郊外には雌株のイチョウが多くあってこの季節は路面にギンナンが散らばり特有の匂いに包まれます。郊外研究施設や大学のキャンパスの銀杏並木はギンナン拾いに集まる地元住民をよく目にします。季節ものの高価なギンナンも郊外へ行けば無料で拾い放題です。

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神宮外苑銀杏並木:11月16日の夕方

ところでイチョウの木のオスメスを見分けるのは非常に難しく花がつくまでわからないそうです。そこで植樹する街路樹は苗から育てたイチョウを使うのではなく、成長した雄株の枝から挿し木や接ぎ木を行って育てたものを植樹しています。つまり街中のイチョウはほぼ全て同じ樹木から育ったクローンの可能性が高いです。

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日比谷公園:12月6日15時

都市樹木においてそういった木は多く、特に桜の代表ソメイヨシノも実はクローンです。ソメイヨシノは実を付けはしますがそれが育ちません。どこにもあるソメイヨシノは接ぎ木によって日本中に広められた木です。

これを聞いた時かなり衝撃的でした。DNAが全部一緒なんです。個体差がほぼ無い。なるほど一斉に咲いたり一斉に散るシステムが神秘ではなく理論的に構築されていたのかと、少し残念な気持ちになったのを覚えています。

イチョウは子孫を残せるのですべて同じDNAというわけではありません。

 

毎年、この季節になるとこんなことを思い出して、残念な気持ちを払拭するように、人のエゴとそれでも生き抜く美しいい木々の力に想いを馳せるのです。

電熱ベスト

今年の冬は寒くなるという予報から、かねてから興味があった電熱ベスト買って見ました。

電熱ベストと検索すれば様々なものが出ていますが、ベストなるもの自体が初めてなので、腕寒いんじゃ無いの?とか思いながら安価なものをポチっと購入。丈の短いものを選びました(アウターで隠れる丈)。

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内側がフェルト生地のオレンジがまさにって感じです。電気流さなくてもなかなか暖かい。何より身軽で部屋でも無電で着用しています。なるほど袖が無いメリットはこの動きやすさなんですね。

そして冷え込んだ昨日、いよいよバイク散歩デビューでモバイルバッテリー搭載で走ってきました。ロングシャツ+電熱ベスト+革ジャン(内綿キルティング仕様)装備。外気温16度あったので日中は十分暖かいです。腕は確かに涼しいですがそれが冬らしくていい感じ。これはなかなか使えそうだと上機嫌です。

ところが陽が落ちて外気温12度下回ってくると甘くなかった。薄い防風ヤッケを追加しましたが、信号のない都市間道路(流れは60km/h以上)ではみぞおちから上がどんどん冷えてきます。製品的に腰回り重視のようで、背中上部にも熱線入っているのですが寒風に負けてます。陽が落ちて1.5時間ほどで帰宅できましたがカッパ出そうか思うほど寒かったです。

効果はあったけれど薄着で済むというわけでは無かった。電熱ベストが加わっても冬仕様はモコモコです。

千葉のビリケンさん(利根運河)

最近のマイブームお散歩処の千葉北。今日は利根運河です。東京周辺は湿地や埋立地で運河なんて珍しくもありませんが、この利根運河は河川を広げたわけではなくまったくの人工で掘り上げた運河だそう。しかも国や自治体の事業じゃなく民間会社が作り上げた大型船も走れる全長8.4kmの運河だそうです。

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自然に出来た侵食河川の様に思えますが人が掘ったそうです、ほぼ人力(重機が普及していない時代)で8.4kmも。オランダ式運河で、よく目にする日本の運河の様な水際の堤防や石積み杭による水路ではなく、傾斜土手を固めて掘り下げた感じ。広く深い。1888年着工で12年で開通、約50年船舶が往来したそうです。土手上をバイクや自転車で走れます。

 

そしてなぜかその運河跡公園(運河水辺公園)にビリケンさん! 関西の人なら誰もが知っているあの幸運の女神ビリケンさんです。え?千葉に?とびっくりしましたが、調べてみるとビリケンさんはアメリカ発祥で世界各地に祀られ、日本でも大阪以外にもいくつかあるそうです。

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もともと石像のビリケンさんがここ(1枚目の写真矢印辺り)にあって色々あって破損したそうで修復のおり、お留守番役として大阪は通天閣ビリケンさんから金色のビリケンさんが貸し出されたそうです。今祀られているのはその金色ビリケンさん。マスクもしてる。

すでに修復された石像のビリケンさんは博物館に展示され、2代目ビリケンさんは銀色で製作されました。が、コロナ騒動でまだ入れ替わられず、いずれお目見えする予定らしいです。つまり大阪から来たこの金色ビリケンさんは期間限定です。関西の方、故郷に帰れないなら今がチャンスです!

 

利根運河に向かう前に、流山の赤城神社に寄ってきました。利根運河から南に20分ほど。人知れずひっそりと佇んでいますが流山の地名の云われの神社です。群馬の赤城山の一部が流れ着いた山ということから流山の地名が付いたという伝説です。ここの大しめ縄をちょっと覗きに行ってきたのです。

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確かに大きいけれど・・・形がいびつ。。。これが正解なのか今年がうまくなかったのか。。。

ただ、この赤城神社の山際に見事なモミジがあり(↓緑全部モミジ)これが紅葉する頃にまた来ようかなと。

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秋らしい写真が欲しくて

なんとなく秋らしい写真が撮りたくて東京からほど近い公園をググってみますが、ほぼ山中の写真ばかりです。街中の方はまだまだかなと思いきや、走ってみると綺麗な並木道の紅葉に出くわします。桜やケヤキイチョウがそろそろピークなんですかね。もう枯葉吹雪のところもあるくらい。

今日は遭遇率の高そうな荒川の東側をぷらぷらと北上してきました。21世紀の森(公園)の中を貫くケヤキ通りが丁度見頃で楽しめます。バイクを止めて写真を撮れる流れじゃないのでそのまま北上し、柏の葉公園に辿り着きます。

この公園前の柏の葉公園通りの並木がすご~く綺麗でした。そこの写真撮ってないけど・・・

 

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一番秋らしい風景↑が公園内じゃなくて駐車場導入部の並木だという話は意外と公園アルアルだと思います。これは帰りに撮った写真なので夕日の色味が重なってとても赤く感じました。


そして公園の中はというと、大きい池の周りに杉やメタセコイヤイチョウが黄色く色付いてモミジハフウやハゼノキが赤くポイントになっています。杉と言ってもあの花粉症のとは種類が違うのかもしれませんがとても綺麗です。黄色というよりオレンジでした。

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日本庭園ゾーンの一部のモミジは若干赤く色付いています(↑右)。

公園内はまだ青々したモミジが多いので11月下旬に来たら真っ赤っかになってるかも。

 

公園はグラウンドや野球場などの運動施設もあって森中に突然体育館があるのですが、意図したのか偶然なのかこの体育館の窓ガラスに映る紅葉がなかなかGoodです。まるでマルチLEDビジョンみたいで美しい。f:id:sham_poon:20201111213406j:plain