GWに突入し、かねてからやってみようかと思っていたキャンプ料理を家キャンで実践してみようかと。それは塩釜焼き。これをアルミホイルじゃ無くメスティンに塩詰め込んで出来ないの?ってずーっと考えてました。ついにその時がきました。イヤそんな大したもんじゃないですw
一般的には魚を使う塩釜料理ですが、今回はメスティンに収まりのいい鶏胸肉を使います。熱源はちょっとゴツ目の分離型シングルガスストーブ。中華製ですが非常に安定した火を出します。ヒートパイプが太く、寒冷時に生ガス出ししても安定燃焼する一品です。
塩釜焼きはアルミホイルでもやったことがないのでwebでレシピ見ながら適当調理です。胸肉はスパイスをまぶしておきます。塩釜は塩500gに卵白1ヶ分、スプーンの持ち手部分で混ぜます。混ぜ込むと溶ける為か容積が減ってくるので+200gほど塩追加。卵黄はダシ醤油で漬けにしておきます。
塩はふわふわなシャーベット状でこんなんでいいのかと思いながらもなんだか美味しそう。被せる分を取り置き大葉&生姜を敷いて胸肉を入れ生姜&大葉で覆って塩を綺麗にかぶせます。そしてメスティンの蓋をしていざ加熱調理開始です。中強火ぐらいで加熱してみます。webだと炭に埋もれさせたりする様なので結構な強火なんでしょうね。
3〜4分ほどで卵白らしきものが吹き出てきました。でも最初だけ。浮き上がった蓋を押し込もうと加圧するとそこそこの反力があります。膨張したのかな? 蒸気は緩やかにずっと出ている感じです。13分ほどでメスティンごとひっくり返します。
大葉の香りが強くなって食欲増幅されます。こうなってくるとワクワクします。10分ほど逆さ加熱した後元に戻して合計30分で火から下ろしました。蒸気は微量ですがまだ出ていました。この後30分ほど熱冷ましで放置します。
OPENしてみるとちょっと・・・イメージと違・・・・・・・。もっと塩が固まるかと思ったんですが、凝固具合が中途半端でした。こねた時の水分が足らなかったのか火力が弱かったのか、そんな感じです。それでもカチカチになってる部分もあって塩釜っぽくはなっています。
ひっくり返してボコボコ加圧して丸ごと取り出そうとしたら・・・・かぶせた部分でひび割れてポロっと胸肉が出てきました。うーん、、、
「メスティン型のカチカチの塩レンガが出てきて叩き割るとほかほか胸肉が出現!」
を夢見ていたのですが失敗ですw やっぱアルミホイルで作るのはそれなりに理由がありそうです。で、当のお味はというとそれなりに美味しかったです。感動薄いけどw エンターテイメント性が欲しかった〜