鳥居がいっぱい穴守稲荷神社

航空史に残るほどの飛行機事故があった羽田に気晴らし散歩してきました。

と言っても事故を気にかけての事ではなく、水場の神社には水神様がいるだろうと思い、今年の辰年、引いては竜神様にお参りしに羽田の大鳥居を目指したのでした。

周囲の道路整備が進んでいて、鳥居元にはバイクは入れなくなっていましたから写真ぱっと撮って急いで出発です。
この羽田空港の大鳥居は元はB滑走路付近にあった穴守稲荷神社の一の鳥居らしいので、その主である穴守稲荷にバイクを走らせます。周辺の地名が穴守だらけなので歴史の古い場所なんでしょうね。
ちょっと離れた移設先に到着。駐車場完備です。

もう正月や成人祝いの賑わいは収まり静かな境内です。
この穴守稲荷の特徴は大小多くの鳥居と小さな岩山、そして洞窟の祠でしょうか。

拝殿の東の摂社末社周辺に鳥居が並んでいます。

なかなか絵になります。ここの鳥居は手軽に奉納できるミニ鳥居があったりします。これがなかなか可愛らしい。小動物の山道の様。

奥の岩山を登って降りると、狐に囲まれた祠があり、何やら砂を持って帰るとご利益があるとか。

明治に移設されたので、岩山やこの洞窟は後付けで作られたものなのですが、かしこまらずに楽しんで神事に触れられるのは地域神社の良いところです。

以前にここに立ち寄った時には圧倒されるほど多くのミニ鳥居が奉納されていてたので時折お焚き上げか何かの行事で昇華させているのでしょう。
目的にしていた龍神様は祀られていませんでした。それはまた次への持ち越しとしておきます。