ペリーが来た街(横須賀〜浦賀)

三浦半島へはマグロを食べに何度か訪れたのですが、観光となると付け根の八景島や鎌倉を除けばもしやお初かもしれない。
ドライブには定番であろう横須賀から先の沿岸沿いをバイクでお初散歩してきました。

まずは記念艦三笠! いつかは行こうがやっと来ました。

まー砲台の多いこと多いこと。流石戦艦。戦争記に明るいわけではありませんがこの当時は戦艦主義で火力が多いことが脅威であったからなんでしょうね。すぐ後に飛行機技術が進歩して戦闘機の時代となり、こんなに多くの砲台を持つ戦艦は姿を消していったと教えてもらった気がします。中を観覧すると砲台のための船って感じで武骨でかっこいい。

展示内容も充実していて戦争のしくみ(戦争とか平和とかを誇張していない)を歴史物の様に解説しています。
特に三笠は日露戦争の旗艦戦艦だったのでそのお話がたっぷりあります。
周囲の公園も広くてバイクで滞ったお尻の血流には丁度いいお散歩コースです。

そして三笠公園のすぐ隣に最近ブームの猿島への渡航ターミナルがあります。
船も発券所もとても綺麗。島丸ごとアトラクションです。
トイレは三笠公園よりも綺麗なこちらがお勧め。

そのさらに隣に去年リニューアルされたYOKOSUKA PORT MARKETが小腹を満たしてくれます。三笠公園にも猿島船着場にも食べ物関係がなかったので丁度いい。施設的には道の駅をお洒落にした感じ。元の冷蔵倉庫をそのままの器にした雰囲気が港町っぽいです。地図やサイトに「いちご よこすか・・・」となっているのはリニューアル前の名称です。

よこすか海岸通りを西に走ればうみかぜ画廊のある通りが直線で続きます。
アメリカ西海岸風の並木が気分上げてくれました。走行中画像撮ってないのでグーグルから拝借。

 

で、もう一つの目的地が叶神社浦賀の入江を挟んで東西にそれぞれあります。
2社廻ればなんだか願いが叶いそう。入江を船で行き来する浦賀の渡しなんかもあります。

↑西と東↓

大きな神社ではありませんが彫刻とか見事です。

最後の立ち寄りは東京湾フェリーターミナル。
最終の千葉県金谷港行きは間に合ったのですが、この日はフェリーに乗らずに陸路で都内まで戻りました。

暑い暑いと言っても彼岸過ぎた暑さはまぁたいしたことはない。いよいよバイクの季節です。

 

成田の航空科学博物館は只今半額

午前中に納品できたので午後から梅雨の晴れ間に成田空港に出かけました。
昼過ぎから晴れ間が広がってきましたが気温は上がらずバイクでも快適です♪

案外早く着いたのでまだ行ったことがなかった航空科学博物館へ。

平日はやはり寂れた感じで見学者は少ないです。らっき〜♪

しかもエレベーターの改修工事中で〜6/30まで入場料半額です。
そのかわり5階にある展望台までは階段ということですw

 

展示の見どころはやはり実機体の迫力でしょうか。

なんと機体の輪切りです!迫力あります。規格コンテナが四角形じゃなく欠けている謎が瞬時に解けます。

シュミレーターがいくつかあって、個別申し込みですがそれが実機体で体験できたりします。

学習展示もありますが、科学というより成田空港のアピール的な展示が多いです。建設時の紛争があったからでしょうかね。

屋外展示が、乗り込めませんが柵がないので機体の下に潜れたり出来るので飛行機好きにはいい。コンコンと叩くと時代時代の軽さや精度が想像できそうです。

一人で回れば1時間強ぐらいです。

そのあとは周辺の飛行機見物ができる公園をはしご。この日は風向き的に十余三東雲の丘が一番良さげでした。

スマホでこれぐらい。

空港周辺の道は森中や耕作地に囲まれていて、車通りが少なくても綺麗に整備されて、バイク散歩には気持ちいところでした^^/

ちょっと台湾まで

台湾には行ったことはありませんが、台湾の友人とG.W.にLINE飲み会をしたばかり。その折に埼玉の台湾の神宮の話になり本日行ってみました。

途中ちょっとワクワクするような電波塔?に出会いちょっと撮ってみたり。


前回の続きのような麦畑、しかも品種の違いなのかこちらは既に金色の野です。

この麦畑の奥に見えるのが本日の目的地 聖天宮(せいてんきゅう)です。

なんだかイガイガしている・・・・

同じ形式の建物が横浜中華街にもあるらしいのですが、この埼玉の方が大きいのだとか。近付くとそれはそれは凄い!の一言です。

グーグルマップには千頭の龍が昇る聖天宮となっています。その謳い文句に偽りなく五千頭いそうです。もっといるかも知れん。

日本の神社は壁面彫刻と天井画が一般的ですが、こちらは壁面も天井も彫刻で埋め尽くされています。何をみて良いのか分からなくなるくらい彫像に囲まれています。

鐘楼塔にも登れます。礼拝の形式も違いますが教えてくれるガイドさんが在中しています。

休憩所に台湾製品の自動販売機があります。

台湾に行ったことある人なら、見覚えのあるお菓子やドリンクだと思います。友人に送ってもらったものと同じコーラ(薬味コーラ)やリンゴジュースがあって笑ってしまった。

宗教関係なく、装飾建築としてもっと評価されても良さそうなのにと思わせる場所でした。

片道2時間でしたが、天気予報通り夏気温でスマホナビが加熱して充電受け付けないなんてことに。
糖分補給用のチョコも液化していました。袋に入れていてよかった(汗

お疲れ!鯉のぼり!

手頃な目的地に選んだのが群馬県館林市こいのぼりの里まつり
鯉のぼりの第二弾になってしまいますが、鯉の匹数でギネスブックに載った場所です。G.W.中は超混むので明けた平日に見に行きました。

ガイドブックそのものの風景です。
ここは5月15日まで泳いでいるそう。水面に映る姿に、鯉のぼりが川渡しで開催される場所が多い事に今更ながら気付きましたw たぶん過去にも何度か気づいていたんでしょうけど見るたびに気付き直す記憶力の無さよ・・・・。

それにしてもガラガラです。同じ景色なのに旬を過ぎるとこうも興味の対象から外されるものなのかと感心すらします。

 

利根川周辺は田植えが始まっていて田植え機がたまに道路を横切って行きます。
水面に映る鯉に感化されて水田の逆さバイクなんか撮っちゃったり。

背後に青々と茂るのは麦畑です。群馬県は全国7位、東日本1位の収穫量なのだそう。まじまじと麦畑を見たのは始めてでふさふさが陽に反射してすごくきれい。6月の収穫時にはそれこそ金色の草原になる事でしょう。
「その者青き衣をまといて金色の野に降り立つべし」サントリー金麦そのものですw

その頃にまた見に来よう、走るための手頃な口実が出来ました。

泳げ!鯉のぼり!

今日は晴天でそこそこ風も強いので、絶好の鯉のぼり日和です!
G.W.中日の平日なので混んでいないだろうと思って行ってみました。

都内から程近い埼玉県越谷市の相模町スポット広場。ここに結構な鯉が泳いでいました。

なんだか行儀の良い鯉に感じます。手前に大きいのがいて川渡しで小ぶりなのがわんさか。大鯉が真横に流れるぐらい風が強くて、背景の空は雲ひとつない。そして人も少なくて最高のロケーションです。

あまり知られていないのか仮設トイレも2台しか追加されてなくて休日での混み具合も緩やかそうです。
河川敷の公園は芝生もきれいに管理されていてピクニックスタイルで昼寝する人もおられました。地域密着型の催しかも。


そして去年見損なった国分川鯉のぼりフェスティバルにも立ち寄りました。

外環自動車道の道の駅いちかわの東にある広場で開催されてます。本番は5月4日のようで、演舞などの催し物や模擬店も出るようです。

こんな大きな吹き流しがスローモーションのように真横になびいていて雄大です。
この広場の横の川沿いの道はコアタイムは通行止めになるかも。
国分川は小さく、そこを泳ぐ鯉たちは可愛らしいです。

風がないと干物のようですw

この写真の左側が道の駅いちかわです。暑かったので梨のソフトクリームを食べましたが砂糖甘くて私の好みではありませんでした。

端午の節句は待ち構えるゴールデンウィークにかき消され、雛祭りほどクローズアップされませんが、こうした鯉のぼりの町おこしを目にすると、そうそう子供の日、金太郎、甲冑飾り、柏餅、と思い出させてくれます。

富田さとにわ耕園のネモフィラとポピー

雨降りの翌日の天気日ってすぐにでも出かけたいけれど、昨日雨で出来なかった買い出しとか洗濯とかこまごま用事に時間を取られ、ハッと気づけば15時。
ちょっと遅出だけれど50km程度の距離にある冨田さとにわ耕園に行ってきました。

冨田さとにわ耕園は店舗とかカフェとか何かあるわけでは無い純粋なお花畑の丘です。なので平日に行けばいつも静かで、人混みが苦手な私には有難い場所です。

今はネモフィラとポピーが広がっていました。

↑画角に広がりを感じますが、ネモフィラ畑はそんなに広い区画では無いです。青紫が広がる花畑を見たのはここ最近のことで、初めて見たときはそこそこ衝撃がありました。今年は小さい区画ですがいくつかの公園で見かけました。ネモフィラ 人気広がってます。

対するポピーは色とりどりの暖色系。元気元気って感じです。

 

まもなくG.W.で渋滞の渦に飲まれます。通常の渋滞ではなくサンデードライバーによる渋滞なので「まじかっ!?」的なシーンに警戒しておきましましょうw

 

ちょっと宇宙まで

暖かくなってリベンジ旅行も盛り上がっている様です。G.W.も近くなって混み出しそうな前にJAXA筑波宇宙センターに行ってきました。
この時期は学校の社会科見学もほぼない様でガラガラでした。

ゲートを入ると最初にドーンとH2ロケット!
来客もほぼいなかったのでバイクで横付けしましたがロケット画角で撮ると粒です。(バイク専用の駐車場は別にあります)

フリー見学で入りました。コース見学の解説員のお話に耳を傾けるとなかなかオタクっぽいお話も聞ける様です。

↑話題のはやぶさ2です。本体を覆うアルミは本当にペラペラなんですね。
↓知ってました?だいち2号。地上の位置を計測する人工衛星地震の際に数センチ北にずれたとかデータ出してたのはこいつの仕業です。

↓そして実験棟きぼう

もちろん中にも入れます。いろんなものが上下左右にくっついてます。

船外活動ユニットやロケットの筒の中の仕組みも見応えあります。
ロケットに付いている燃料ブースターだけが切り離されるのかと思っていたら、本体も使い切ったパーツからどんどん切り離して短くなっていくんですね。

お土産コーナーにも宇宙に関連のあるものが一杯ありました。やっぱり宇宙食っていうのがなかなかそそられます。

だいたい1時間ぐらいで一通り見れると思います。

宇宙センターのすぐ近くにつくばエキスポセンターがあります。そこも覗いてきました。
ここは1985年に開催された科学万博の記念館みたいなもので、万博に行けなかった私はいつか訪れたい場所でした。
ドーンと屋外にそびえるのは立ってるH2ロケットです。エキスポセンターにも立っていたとは。

 

屋外にこのロケットの外皮断面がありました。アルミのハニカム構造で見た目はダンボールそのもの。厚みは4cmほどです。単純すぎる!

つくば万博の開催物も展示されていました。ユニフォームとか時代を感じます。オルガンのロボットは楽譜を見せれば演奏するそうです。当時の日本はロボット大国です。

一般展示は小学校高学年向けの実験展示が多くありました。流行りの体験学習ですが彩り不足で楽しさ半減って感じでしょうか。

もうすぐ大阪万博が開催されます。つくば万博は見に行けませんでしたが大阪はぜひ見に行きたい。

時間に余裕ができたのでもう一箇所回ってきました。サイエンス・スクエアつくばです。

正面の並木が筑波研究学園都市っぽくていい〜。
展示内容は科学技術の紹介です。エキスポセンターと違い、中高〜大人向け。


3箇所回ってお腹いっぱいで帰りは眠気に襲われバイクを路肩に停めて休憩。
メットを脱ぐと不思議と眠気が覚める。血流が良くなるせいか?新鮮な空気に触れるせいか?
いずれにせよ眠気とは戦わず素直に休憩が一番です。