千葉の木更津に「きみさらずタワー」という名の展望台があります。
最初地図で見つけたこの名に駄洒落なのか？と思っていたら、木更津や君津、袖ヶ浦などこの地域の地名が、歌詠みで付いた名である説という記事がありました。
君さらず 袖しが浦に立つ波の その面影を見るぞ悲しき
古事記のお話です。日本武尊（ヤマトタケルノミコト）とその妻 弟橘媛（オトタチバナヒメ）の悲しき物語の一節なのですが、この「きみさらず」から木更津という地名が付いた説が有力で、だとすると駄洒落だったのは木更津の方だったというオチです。
場所はアクアラインのすぐ近く、小高い丘にあります。
見晴らしは良いのですがまわりに何も無いという立地環境なので結構マイナー風が吹いてます。
丘の入り口に駐車場があり、さらに登ったところに傾斜地ながらタワー直下の駐車スペースがあって便利です。結構傾斜ってますからローギア&サイドブレーキは忘れずに。
塔の上に立っている像がヤマトタケル夫妻。神話を知っている人には面白い場所だと思います。
これだけの為にバイクを走らせて、登って景色見てすぐさまお帰りですw
帰りにほど近い千葉フォルニアに寄って見ると・・・・
撮影禁止になった話は知っていたのですが、椰子の木にこんな巻物がしてあってちょっと苦笑いです。2本間隔でこれがずーーーっと続いています。逆にお見事！
苦肉の策で踏み切ったのでしょうが、何のために椰子の木並べたのか本末転倒とはこのことですね。
それでも路駐で撮影してる人たちが結構いました。
なくならないなら1車線撮影用に潰したりしても良かったんじゃ無いのかなと思うばかり。そうもいかない事情があるんでしょうね。
ここの公園から見るアクアラインがいいシルエット出してます。橋区間が案外短いことに改めき気付きます。2/3は海底なんですね〜。
