七夕に 櫻木神社 と 喋る銀杏の木

気が付けば七夕を迎え、年を追うごとに時間が早くなるのを切に感じます。
一説によると、記憶できる量がだんだん減ってくる為に振り返った思い出が少ないから時間が短く感じるとか。医学説はバッサリ答えを出すねぇ。もっとドラマチックな説はないのかしら・・・・。

7月7日、さほど灼熱でもないのでバイクを走らせました。たまたまの気まぐれなのですが、ぶらりすと*みーちゃさんが紹介していた櫻木神社に行ってきました。

そこはキッコーマンの聖地、醤油の町「野田」にあります。初めて巨大な醤油タンク見たときは感動すら覚えました。w

そして櫻木神社の大鳥居です。侮っていました。大きい。

駐車場がいくつもあって休日の賑わいが伺えます。平日はごらんのとおりまばらです。
ここから短めの参道を歩いて神門にたどり着きます。

七夕飾りの吹き流しが祀られていました。↑

こちらが拝殿↓

神門はきらびやかでしたが拝殿は凛として澄まし顔です。
この神社は様々な縁起担ぎのエリアがあってちょっとワクワクします。

そしてトイレにも力入ってます。トイレの神様がいらっしゃるのはもちろんのこと、子供用トイレが可愛らしい。

運転席に小さな便器が見えます。発車オーライです^^

七夕と云うこともあって笹の葉と短冊飾りの風鈴がいい音色を出していました。

もう、ん十年も短冊なんて書いたことがなかったのですが久しぶりに結んでみました。こうして願い事を公の場に晒すって、考えてみればなんだか不思議なならわしです。日本独特なのでしょうか。

 

このすぐ近くに野田の愛宕神社があります。正直寂れた雰囲気になっていますが千葉県指定の重要文化財に選出されているのに相応しく、本殿の彫刻が素晴らしい!
保全されていない様で、このまま朽ちるのは惜しいと感じます。

ここで不思議な発見があって、愛宕神社の裏手に銀杏の木があるのですが、これが鳴くのです。タネを明かせば風にしなった枝が、朽ちた幹を擦らせてギュウギュウ鳴くだけなのですが、こんなによく鳴く木は初めてでした。
その日の湿度や風の強弱によってきっと喋っている様に聞こえる時もあるでしょう。果たして樹木に神が宿るとは、こう云うことなのか?否か?