ほったらかさない炊飯

外出自粛が続く中、webのブログや動画を読み流したりアウトドア道具のメンテナンスや新規自作などそれなりに楽しんではいるものの「実践」がないと気分は上がらないようです。ちょうど昼時になったので自宅でやってみました。ほったらかし炊飯があまりに多いので敢えてほったらかさない炊飯で炊きます。私のアウトドア道具の燃料は薪かガスかアルコールです。なのでブルーの固形燃料はあんまり使わないのでほぼほったらかさない炊飯が主流なのです。

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プリムスのイージークックミニのカップ側で炊きます。1合炊くのにピッタリな容量で重宝します。炊き込みご飯や丼物にする時はメスティン使いますが今日は白飯しなのでカップにしました。水加減は米:水=1:1.5程度。熱源のアルコールストーブには30ml程度のアルコール。小さなファイヤーストーブにセットします。

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最初は全力燃焼。無風なら五徳付近の金属が真っ赤になる程熱量があるので吹きこぼれて1〜2分で火力調整蓋を被せます。調整蓋は全開で被せます。全開なら被せなくてもいいのでは?と思う方もおられますがアルストは外周吹き出し口に抵抗を与えるだけで随分火力が穏やかになり消費燃料も抑えられるようです。

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調整蓋全開で被せるとこんな感じ↑ 屋外なら風が邪魔しますのでそれなりに工夫が必要です。この状態で5分程炊きます。 蓋から漏れる蒸気が弱くなり沸騰の振動がなくなってパチパチ音がし出したら弱火に移行します。

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室内で無風なので極弱火です↑ 調整蓋を全部重ねて爪分浮かしてあります。火力的にはロウソク2本程度、そんな程度でいいと思います。屋外だと風で逃げるのでもう少し強めです。これで火つけからトータル15分ほどで火から降ろせば+10分程度の蒸らしで出来上がりです。若干のお焦げも出来ていい炊き上がりです。

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残った燃料で鯖缶温めます。これで丁度燃焼し尽くしました。炊飯ってこうした蒸らし時間におかず調理が出来るのがいいところです。ほったらかさない炊飯も慣れてしまえば熱源に限定されずに簡単に出来ます。

と、わざわざ「ほったらかさない炊飯」と銘打っていますが、お米って適当にやっても食べられるとても優秀な食材です。適当に炊いても煮ても炒めても揚げても食べられます。ぜひ、熱源変えて挑戦して見てください。どんな方法でも最悪弱火で長時間調理すれば食べられる食材です。

外で食すのはいつの日になることやら・・・。花粉症で鼻水とくしゃみが止まらない時は、自粛要請が無くとも人目が怖くて外に出られません(汗

そうそう、大切なアイテムを載せ忘れていました。火気を用いる場合の強い味方。たとえガスコンロ付近で行なったとしても携帯燃料はどんな変化をもたらすかわからないのでこいつを常備してあります。無い人はぜひ!

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