そなエリア東京(防災体験学習施設)

東京のビッグサイト近くに防災体験施設があります。
その名も そなエリア東京

防災体験学習(そなエリア東京) | 東京臨海広域防災公園

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地震災害に特化した防災体験ができる施設で、実際に大規模災害が起こった時の現地対策本部オペレーションルームを備えた屋内外施設です。
小学校の社会見学や地域防災イベントなどでよく使われていますが、外見はあまりウエルカム的な作りではなく、ここにそんな施設があるなんて・・・という感じなのです。もちろん一般開放されて見学無料です。

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↑敷地内に入ると結構な高さの電波塔が印象的。

通常展示である「東京直下72h TOUR」に参加してきました。
ふらっと行って30分ごとにふらっと参加できます。ひとまわり20分程度でしょうか。

体験のスタートは、10Fで映画を見終えた直後に被災したという想定から始まります。
タブレットを渡され、停電の館内を歩き進み、コンテンツのたびにタブレットジオラマセットで地震直後の72時間を生き抜くための解説を学習していくわけです。

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実物大のジオラマはリアルに作り込まれていて経験者には怖いかも。
映像展示や公園施設の工夫、避難仮眠所の実物の段ボール間仕切りの様子などの展示もあり
さらに地震のメカニズムや避難道具のあれこれなど、72時間生き抜く情報がてんこ盛りです。
展示内容に食いつきすぎて写真撮るのもわすれてました・・・。

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↑オペレーションルームも2階から見学できます。
映画「シン・ゴジラ」で使われた場所らしいです。
この施設ができたのは2010年。東日本大震災の前にできていたとはびっくりです。
当時はどう活用されたんでしょうかね。

この施設の館外の大きな広場(ヘリポートやBBQ場、ランニングコースなど)が危機感を感じないのんびりとした場所でなかなかよいです。河津桜が満開でした。

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3.11前にちょこっと行ってみたのでした。