ブラタモリでタモリさん46億

高低差マニアのタモリさんが番組でこんな様な事を言った。(おおよそね)
「地球の歴史は46億年。わかりやすく例えると、君の全財産が46億円あったとしよう。」
「そしてここに2000円がある。誰かにあげてしまってもいいくらい少量だと思うだろう。」
「我々が理解できる歴史はそんな小さなものでしか無い。2000年なんてすぐそこだ。」

凄い例えだと思ったけれど尺度としてはわかり易かった。
その例えを頂いて人類の歴史もお金になぞって考えてみた。
人類の文化的な歴史を2000年。まぁ4000年や1.7万年とかも言うが、滅びた文化は除外して
我々が継承している文化的な歴史を2000年ってことにしてみる。

つまり全財産は2000円。そしてここに80円。
確かに大した額では無いけれど全財産が2000円しかなかったら80円は結構大きい。
もっと生活レベルに実感するなら、2万のお小遣いに800円の昼食は安価か?
いやかなりの出費だと思う。しかも月2万では無い、全財産が2万円だ。

話を戻そう。
人類の文化が2000年。個人の寿命が80年。
文化的歴史の中で個人が影響する割合は実はかなり大きいことに気づく。
・人の命は短い。
・人ができることなんてたかが知れてる。
・人の一生なんて花火みたいに一瞬だ。
よく言われる事だが実はそんなことはないのかもしれない。
800円の昼食に何を食べるかは、大きな課題だったのかもしれない

タモリさん風に例えれば、個人が持つ80年は結構大きな影響がある。
案外長い花火なのだと気づく。そしてその観客も今や74億人もいる。