メスティンらしい調理 カルボナーラ

アウトドア用品を引っ張り出すと懐かしい道具に出会えたりします。奥に仕舞い込んでいたわけでもないのに目的無く引き出しを調べてみると「お!そういえば持ってたっけ」という道具に気付きます。今日のような暇な雨の日は、見つけたら使いたくなってしまうのですw

超コンパクトなそのケースは引き出しの端っこにへばりついていました。ZIPPOのポケットストーブです。

昔のブログを読み返すと浅はかな紹介だーと苦笑します。使い始めた当初はいい面ばかり目に映って無責任なものだなと反省する次第です。案外レビューやプロのコラムもそういうものかもしれませんね。このストーブの短所は組み立て式なので耐久性が弱く少しずつ水平が失われてゆくことです。手元では普通に使えますが目を離すとずり落ち注意なのです。よくある話ですけれどw

せっかく見つけたので、こいつを使って家キャン料理作ってみます。

アウトドアらしい調理法でカルボナーラを作ります。パスタと聞けばお湯捨てがネックになる調理ですがカルボナーラなら湯切りせずに調理できます。メスティンとポケットストーブで調理します。ベーコンが無いのでソーセージで代用です。牛乳や生クリームは使いません。

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にんにく+具材をたっぷり目のオリーブオイルで炒めます。メスティンで炒めてお皿に出しておきます。

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その後パスタ100gを2割してメスティンに入れ水を220ml入れます。だいたい2.2倍ぐらいです。お湯を沸かしてからパスタ投入がセオリーですが食感の好みでどちらでもいいと思います。塩は少なめに。蓋は必ずしましょう。そしてたまに蓋を開けてかき混ぜてあげてください。茹で時間は沸騰してから推奨時間-3分程度でしょうか。

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時間になったら蓋を開けて加熱しながら水分を飛ばします。左上程度の水分量で火から下ろします。結構水分多目です。ここからは余熱調理なのでスピーディーに進めます。卵1ヶを丸ごと投入、パルメザンチーズも投入(見た目卵と同体積程)、蓋をして一気にシェイクします!熱いので軍手必須。一旦蓋を開け香りのついたオイルごと具材を投入、再びシェイクします。このシェイクが重要で油分と水分の乳化が味を左右します。

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最後に黒胡椒を振って出来上がりです(上左)。美味しくいただくとメスティンにはチーズや卵の乳化したソースがびっしりで(上中)ウエットティッシュで拭き取るのも苦労しそうです。ですがソロキャンパーやバイカーならもう気づいているはず。最後に粉末スープとお湯を投入。これである程度ソースを混ぜ溶かして洗い物を楽にします^^

久々のポケットストーブでしたが問題なく使えました。またどこかで出動出番があるかも。